Neoscript Out of Memory
仮想通貨マイニングリグは基本最小限の構成(CPU, RAM, HDD)で構築できるが、マイニングを行うアルゴリズム(通貨)および搭載GPUの枚数によってはエラーが発生することがある。
Feathercoin, Orbitcoin, Phoenixcoinなどの通貨のアルゴリズムであるNeoscriptは計算にGPUメモリを多く使用し、また、WindowsではHDD(SSD)の仮想メモリを多く必要とする。niceHASH minerではエラー発生時にコマンド画面にてエラーが表示されるので、エラーを見つけたらOSの仮想メモリ使用量を大きく設定すると問題を回避できる。
6GPUの場合には仮想メモリとして15GB割当てしていれば問題が回避できるはずである。
Windowsでの仮想メモリ設定は以下の手順で、PCのプロパティから
1. システムの詳細設定
2. システムのプロパティ内の「詳細設定」-「パフォーマンス」の設定
3. パフォーマンスオプションの「仮想メモリ」を変更
4. 仮想メモリを格納するドライブを選択してから「カスタムサイズ」
「最大サイズ」を15GB(15000 MB)に設定
下記画面はDドライブに12GBに設定した状態でniceHASH minerでマイニングしている状態。13823MBを仮想メモリとして使用しているのが分かる。12GBをDドライブからの割当て、不足分をCドライブから割当てている状態。起動ドライブ以外のドライブで15GB割当てが可能であればより安定した稼働が期待できる。