Crypto Mining 仮想通貨マイニング

 『仮想通貨マイニング』をキーワードとした検索は2018年1月時点、4百万回以上のTop 50に入る検索がなされている注目の言葉。
仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーン(Blockchain)をみんなで助け合い、協力した人には協力相応の報酬が支払われるというマイニング。

 マイニングの報酬は「新規に発行される通貨の割り当て」と「ユーザー間取引の記録計算に伴う手数料」の二種類がある。仮想通貨のひとつであるビットコインは発行総量が「2,100万BTC」と最初から決まっており、「2140年」に全てのビットコインが掘り出される計算となっている。それまでまだ時間はあるが、コイン発行が終了したのちは「新規に発行される通貨の割り当て」はなくなる。ただし、「2,100万」の取引が行われ、常時その際の取引記録に手数料が分配されるのがビットコインに関してのマイニング報酬である。
 また、仮想通貨はビットコインが有名だが、それ以外にも1,000種類以上の通貨が存在しており、それぞれがマイニングの対象になることからマイニングは対象がさらに広がると期待される。

 

 2018年1月7日付けの日経新聞では「仮想通貨の採掘、自作パソコンで初期費用20万~30万円」と”HOT STORY”で取り上げられており、その中のコメントで

自作パソコン初心者がこれからマイニングに参入するのはやめておいた方が良さそうだ

自作パソコン愛好家やゲーム好きにとってはチャンスもあるかもしれないが・・・

と記載されており、最近はすっかりAppleの既製品を利用しているだけだったが心に火がつきました。


 仮想通貨マイニングをするにあたっては自分が所有する各種リソースを割り当てる必要があり、マイニングするに値するか損得勘定をしてから参入することを勧める。マイニングに必要なリソースとしての例を挙げてみた。

リソース 内容 対応
電気 Electricity 24時間Rigを動かし続けるので電気が必要
計算中はかなり熱を持つので冷却用環境が必要
固定電気代運用、再生エネルギー発電利用
ネット Network 計算のお題と計算結果をネットで共有 ネット固定料金 
場所 Space 24時間稼働のRigをおくスペースが必要 温度管理された場所の確保
お金 Money Rigを構築するにあたっての初期投資 高性能GPU/CPUがあればスタート可 
       
時間 Time Rig構築やRig監視の時間 はまれば時間を忘れる!?
気持ち Passion 通貨価値変動に対しての気持ちの余裕 差金決済など投機には余裕を持っての対応が必要
知識 Knowledge Rig構築、通貨取引、処理アルゴリズム 多くの先陣に謙虚に伺えばOK

 これらリソースすべてが必要なのではなく、注意して探すと詐欺ではない”Cloud Mining”が種々存在しており、《お金》というリソースのみを使って投機と同じ流れで資金を投入してクラウド上でマイニングしてもらい、報酬を受け取るという方法もある。
また、マイニングRigを買ってきて、場所と電気代のリソースを使って自宅マイニングを行うことも可能である。


マイニングリグ構築とマイニング運用実績

仮想通貨マイニング リグ構築

仮想通貨マイニングの計算には専用設計されたASICやパソコンでおなじみのCPUやGPU(グラフィックボード)が使用される。 ASICは特定の仮想通貨用に設計された専用機器であり非常に効果であると共に、他の仮想通貨では使用できないことがあり、汎用性に欠け、個人で運用するには難しい面がある。...

仮想通貨マイニング 運用

仮想通貨マイニングとは基幹技術であるブロックチェーン運用の協力をしてその報酬をいただく。と簡単に記載するとこのような表記になるかと思います。 ビットコインのマイニングでは約10分に一回演算のためのお題が出され、その答えを出した人に『基本報酬 + 皆が払っている送金手数料』の合計がもらえます。現時点では...