2015年10月21日にフェラーリ株を米国ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。取引の際に使われる証券コードは、自動車レースの最高峰Formula One (F1)の名門であることを意識して「RACE」を採用。この時点での親会社であるFCA（フィアット・クライスラー・オートモービルズ）は、フェラーリの発行済み株式の約9％にあたる1717万5000株を市場に放出。

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　これに続いて、翌2016年1月4日にフェラーリは親会社のFCAから、分離・独立。これを機にフェラーリはイタリア・ミラノの証券取引所(MTA)に株式を上場。上場式典には主賓としてマッテオ・レンツィ首相が招待されました。

　マルキオンネ会長曰く

「フェラーリは、新たな節目を迎え、新たなスタートを切る」
「MTAへのフェラーリ上場は、ゴールではなく新たなスタートである」
「フェラーリはFCAからの完全分離は完了したことで、同社がこれまでグループ内で享受してきた独立性を再確認している」

さらに、フェラーリ・ブランドの持つイタリアの伝統に焦点を当て、1969年に相互尊重に基づき、偉大な協力関係を築き上げたジョヴァンニ・アニェッリとエンツォ・フェラーリ両氏の遺志を継ぐジョン・エルカーン氏およびピエロ・フェラーリ副会長に感謝の言葉を述べました。マルキオンネ会長はまた、エンツォ・フェラーリがアルファ・ロメオのステアリングを握ってキャリアをスタートさせた地、ミラノ市へも敬意を表しました （この式典には、ミラノの副市長フランチェスカ・バルザーニ氏も列席していました）。

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Ferrari N.V 最近の株価(@NYSE - Yahooファイナンス提供 -) 

 

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