250GTO 3223GT ~Series 1~

1962年2月24日のマラネロにおける発表会では公認前であるため、”250GTコンペティション・ベルリネッタ”という名称でアナウンスされた。まもなくレースの準備が始まる頃にCSIに250GT-SWBのエヴォリューション・モデルとして認定され、これを機に”250GTO”という名称となった。

250GTO 3387GT ~Series 1~

数々のレースにて輝かしい戦績を残したFerrari 250GTOであるが、デビューレースは1962年3月24日に行われたセブリング12時間耐久レースであり、この初戦にて見事GT3クラスの優勝を納めた一台。

250GTO 3445GT ~Series 1~

’64に車体を製造・架装するコーチビルダーの一人であるピエロ・ドロゴ(Piero Drogo)のSports Cars di Benedetti & C.社にて独自フォルムに換装。その後の’76の事故後に元のボディに戻されている。

250GTO 3451GT ~Series 1~

1996年12月に元のエンジンに戻して、2012年に出荷当時のツートンカラーに再塗装し、フェラーリ・クラシケにて認定を受けている

250GTO 3505GT ~Series 1~

特徴ある緑色のこの個体の初代オーナーは歴代の中でもトップドライバーに数えられるイギリスのスターリング・モスである。
 2000年に世界的に著名な「松田コレクション」のオーナーである松田 芳穂さんが所有している。

250GTO 3527GT ~Series 1~

1962年12月最後のGP Angolaにて優勝を飾ったのを最後に1965年にレース界を引退し、内装の革張り化などロードカーとして加工された車であったが、その後ふただび元の内装に戻す際に内装の革が財布等に加工された。

250GTO 3589GT ~Series 1~

1972年から約15年間草むらのトレーラー上で放置されていた悲運の車。Tom O’Connor氏の寄贈により地元テキサスの高校にて学校のパレード等で使用されていたが、予算の関係で、Joe Korton氏に個人売却され…

250GTO 3607GT ~Series 1~

Pierre Bardinonが1966-68年に所有。その約25年後に改めて手に入れている。Pierre Bardinonのプライベートコース”Mas du Clos”を自宅に作成し、Jim Clarkなどを呼んでモーター・スポーツを楽しんでいた。

250GTO 3647GT ~Series 1~

2016年現在250GTOの最古のオーナーとなるJames McNeil Jr.が所有しており、1967年以来オーナーが変わっていない。一度もリストアを受けていない生産当時の原型を保つ一台。