Ferrari 288GTO

– Dream to Race - フェラーリによる正式名称は”GTO”であるが、1962-64年に生産されたフェラーリ250GTO特別するため、ファンの間では”288GTO”とよばれている2代目GTOである。ホモロゲーション用の200台を超えた 272台が生産され、戦う場を失ったが、熱狂的なコレクターからの注文が殺到した。

Ferrari 308GTB/GTS

– Dawn of V8 series - Ferrari 308GT系はフェラーリのV8時代の幕開けを告げる車種となり、近代フェラーリの量産体制を築く車種となった。Ferrari 288GTOの原器ともいわれる308GTシリーズは美しいスタイルとクラスのトップをいく性能により、販売開始と同時に成功を収めた。

Ferrari 365GTB/4 “Daytona”

ピニンファリーナがデザインしたボディをスカエリエッティが制作した初期のノーズ部分は全面プレキシガラスで覆われ、奥に4灯式ヘッドライトが備わる独特のシャープなノーズ形状であった。1971年以降はアメリカの法規変更によりライトシステムはリトラクタブルヘッドライトに変更されている。

250GTO 3223GT ~Series 1~

1962年2月24日のマラネロにおける発表会では公認前であるため、”250GTコンペティション・ベルリネッタ”という名称でアナウンスされた。まもなくレースの準備が始まる頃にCSIに250GT-SWBのエヴォリューション・モデルとして認定され、これを機に”250GTO”という名称となった。

250GTO 3387GT ~Series 1~

数々のレースにて輝かしい戦績を残したFerrari 250GTOであるが、デビューレースは1962年3月24日に行われたセブリング12時間耐久レースであり、この初戦にて見事GT3クラスの優勝を納めた一台。

250GTO 3445GT ~Series 1~

’64に車体を製造・架装するコーチビルダーの一人であるピエロ・ドロゴ(Piero Drogo)のSports Cars di Benedetti & C.社にて独自フォルムに換装。その後の’76の事故後に元のボディに戻されている。

250GTO 3451GT ~Series 1~

1996年12月に元のエンジンに戻して、2012年に出荷当時のツートンカラーに再塗装し、フェラーリ・クラシケにて認定を受けている

250GTO 3505GT ~Series 1~

特徴ある緑色のこの個体の初代オーナーは歴代の中でもトップドライバーに数えられるイギリスのスターリング・モスである。
 2000年に世界的に著名な「松田コレクション」のオーナーである松田 芳穂さんが所有している。

250GTO 3527GT ~Series 1~

1962年12月最後のGP Angolaにて優勝を飾ったのを最後に1965年にレース界を引退し、内装の革張り化などロードカーとして加工された車であったが、その後ふただび元の内装に戻す際に内装の革が財布等に加工された。