250GTO 3673SA ~Series 1~ =”330GTO”=

’62/6にニュルブルリンクを走破して見事クラス優勝した車である。なお、’62/6にこのc/n:3673SAはマラネロ郊外で大破してしまい、当時SWB のボディに換装され、”400 Super America”として再生された。その後’85-89の間にイギリスのDK Engineeringにより元の330GTOのボディに換装された。

250GTO 3705GT ~Series 1~

ガレーヂ伊太利屋の林 良至さんが最初に所有した250GTO。のち1988年に3413GT =GTO64 style=を追加所有。
 2016年現在のオーナーであるEd Daviesは250GTOのエンジン保護を目的に’13/01に250GTEのエンジンに載せ替えている。

250GTO 3729GT ~Series 1~

1999年に元マイクロソフト社長、当時マイクロソフトの取締役であったジョン・シャーリー氏が所有し、2008年〜2009年の間にフェラーリクラシケにて本来のエンジンに載せ替えられている。

250GTO 3757GT ~Series 1~

2016年現在の所有者はピンク・フロイドのドラマーであったニック・メイスンである。1978年購入当時のピンク・フロイドは『アニマルズ』発表後のツアー「Pink Floyd : In The Flesh」でヨーロッパ、北米をまわり…

250GTO 3765LM ~Series 1~ =”330GTO”=

Chassis番号の伝統ルールとしてGrand Tourerは奇数番号、Racingは偶数番号というFerrariの中で、偶数番号のc/n: 0796の”250P”のエンジンに積み替えた個体。結果3ℓのエンジンとなっている。

250GTO 3767GT ~Series 1~

カーレース映画の傑作「栄光のル・マン(原題:Le Mans)」の撮影に参加していたF1ドライバーのデビッド・パイパーがF1引退後に最初に購入した一台。

250GTO 3769GT ~Series 1~

1965-67年の多数のレースで活躍していたChassis #(c/n) 3751GTのエンジン交換のためにGuy Rivillonが購入。このc/n: 3769GTはその後レース走行会等に登場することは少なかったが…

250GTO 3809GT ~Series 1~

ノーズが若干他の250GTOと異なるのは60年代に行ったリストアの際の取り間違いという記録があるが、現在もそのままのボディとなっている。

250GTO 3851GT ~Series 1~

2014年8月14日、米国カリフォルニア州で開催された「モントレー・カー・ウイーク」で、「ボナムズ」主催のオークションにて、オークション史上最高値の 3811万5000ドル(約39億円)で落札された。

250GTO 3869GT ~Series 1~

2代目のオーナーであるRon Fryが’63-64の間多くレースで使用していたが、その後一般に公開されることは少なく、1992年のGTO生誕30周年のイベントが一般に公開された最後となっている